青春の尻尾（5）の意味について

青春の尻尾（5）

心のどこかに青春の尻尾をぶら下げている男が好きだ。
あきらめず、くじけず、なげずに、強い意志の力で一つ一つにあたっていく。
人間に与えられた力とは努力すること。
その積み重ねこそが人間をつくり、いつか、大きく世の中の役に立つことになる。
あなたは愛と恋の本当がわかりますか？　恋は一方通行、愛は自分を捨てること。
心から相手の身になるのが愛の本質です。
銀座で伝説のクラブ「姫」を経営し、数々の愛と恋の現場を見てきた直木賞作家の著者だからこそ書けた、必読の恋愛指南エッセイです。
男と恋を重ねることで成長しようなんて思ってはいけない。
男は塾や学校じゃないのですから。
つきあった数が多いほど、いい女になれるというのは、嘘だと思う。
いい男と深く付き合わなければ、いい女になれません。
大切なのは頭や身体じゃなく、心で恋をすることです。
誤解とは言わないまでも、独りよがりの考えかたで、せっかくのチャンスを見逃したり、見失ったりしていませんか。
愛の世界は思う以上に複雑な心理や感情の錯綜している戦場、闘いの場なんです。
――あなた、愛され方知ってますか？悪い男。
それは、女のいわゆる思想の男性像、頼もしい男性、誠実な男性、優しい男性、とはまたちがう抗いたいトーンで女の深部をくすぐり、ほっと溜息をつかせる。
真面目な男、誠実な男の愛情だけでは、女心は安らぐだけで翔べはしないのです。
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